初めての看護師就活~Residency Program~

初めての看護師就活~Residency Program~ アメリカ看護師

今回はResidency Programの面接についての体験談です。
Programについてはこちらの記事で紹介しています。

Residency Programに関わらず病院への応募は
院内(既に病院で勤務している人向け)と院外(全て含めた一般応募)とで分けられます。
今回は院内関係者としての応募をした体験談となります。

院内向けResidency Program

Residency Programは開始時期の4~5ヶ月前くらいから応募が始まります。
今回は7月開始のプログラムなので多くの病院は
1~2月頃にアプリケーションフォームをオープンします。
しかし院内向けの応募の場合、さらに1ヶ月程度早くから始まります。
既にPCTなどで勤務している人は
優先的に面接を受けられるように配慮されています。
看護師として働くなら絶対に先にPCTやCNAの勤務を勧められるのはこういうことです。

筆者は複数のbrunchに応募して、4つの病棟での面接がセッティングされました。
ちなみにそのうち1つの病棟は後から改めて連絡を受け
「マネージャーがどうしても面接したいと言っている」
と言われてセッティングしました。

面接①シンプルなただの面接

ここでは筆者が経験した面接の傾向と内容を紹介します。

シンプルな面接はResidency以外でも経験しました。
よく言えばシンプル、悪く言えば事務作業的な面接でした。

面接中の雰囲気は良く、マネージャーもフレンドリーですが
質問内容はお決まりの内容だけで
こちらの回答に対して特に大した反応もありません。
なんとなく笑顔で「うんうん」みたいな雰囲気だけで
一問一答が行われていきます。

自分の場合は
英語の下手さと回答内容が良くなかったのも問題だと思いますが
同業の友人が言うには結構あるあるなようです。
こちらが緊張などでうまく答えられない場合、
マネージャー側が助け舟を出してくれたり
うまくコメントを挟んで会話を成立させてくれる場合があります。
そういったマネージャーはとても良いマネージャーですが、みんながそうとは限りません。

面接②根掘り葉掘り面接

ある日の朝、寝起きで某病棟のマネージャーから着信がありました。

面接の予定調整か何かかな?と喜んでいたのですが、
「Tell me about your self(あなたことを教えてください)」
といきなり電話面接が始まりました。
寝起きであまり頭が働いていなかったところで一気に目が覚めました。

結局、病棟の志望動機など基本的な質問をいくつか聞かれ
しどろもどろに答えながら最終的には対面面接を案内されました。
通常面接はRecruiterを通すのですが
このマネージャーは履歴書に記載されていた電話番号を見て
直接連絡してきたようです。
その時点でなかなかクセ強だなと思いました。

「資格もうあるなら、来月から来ちゃう?」

電話では少し威圧的だったマネージャーですが
会ってみると淡々と話しつつも圧は感じられず
表裏のない様子が好印象でした。
電話面接で散々質問されたのですが当日もさらにいくつか質問を受け、
さらにスクラブの色や勤務時間、通勤方法の確認など事務的な説明も受けました。
既にライセンスがActiveであることを告げると
「じゃあ来月(2月)のResidencyから来る?人事に確認しておくよ」
とまで言われました。

30分ほどマネージャーと話した後、
シニアクラスのムキムキの男性看護師2人と面談することになりました。
さらに40分ほど話した後に解放され
「君のことは推薦しておくからね!」
「近々また会えることを楽しみにしているよ!」
と熱い握手を交わして面接は終了しました。

あ、一見内定確定に見えますが結局不採用でした。

面接③ドタキャン

Businessman in sunglasses laughing while holding a coffee cup outdoors. Captures energy and expression.

解説することはあまりないかもしれません。
ドタキャンです。

しかもあの、「マネージャーがどうしても面接したい」と希望した病棟。
当日の朝、はるばる1時間半かけて遠方から出向き早めに病院に到着しました。
レセプションが病棟に連絡を入れてくれましたが
時間が早いので病棟前で待機していると、Rectuiterからテキストが。

「今マネージャーから連絡があって、今日の面接はキャンセルになりました♪」

既に面接開始15分前。
マネージャーは筆者が病棟前にいることを知っていましたが出てくることはありませんでした。
とても興味のある病棟だったので残念ではありましたが
不誠実な対応をする上司の下で働くよりも
キャンセルになって良かったと思うようにしました。

面接結果の連絡について

Two vintage black telephone handsets connected by cords on gray background.

面接を受けてから1週間後に、
たまたま某大学で開催される就活フェアでうちの病院のRecruiterと話す機会がありました。

面接の結果はいつ頃わかるか質問したところ、
来週には全員に向けて結果連絡をするとのことでした。
しかし結局、合格とも不合格とも連絡がありませんでした。
ちなみに不採用の際に連絡がないのはよくあることです。

おわりに

筆者が受けたResidency Programの面接は
結果的に自分の所属病院かつ院内応募のみでした。
就活の初期段階で受けた面接ということもあり
対策は十分とは言えず筆者の回答内容や英語力に問題があった自覚があります。

また、通常Residency ProgramはBSNがなければ採用は厳しいと言われます。
*エリアによる。
元々Residencyは厳しいと理解していましたが
この頃からResidency Program以外にも応募を増やしていくようになりました。
次回は就活イベントについてまとめていきたいと思います!

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